明日の為替相場見通し=日銀総裁の会見に視線集中
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀の植田和男総裁の記者会見を見極めるまでは模様眺めムードの強い展開だろう。予想レンジは1ドル=155円50銭~156円50銭。
あすまで開かれる日銀金融政策決定会合では0.25%の利上げが決まる公算が大きい。市場はほぼ織り込み済みで、関心は植田総裁の発言内容に集まっている。次の利上げ時期や利上げペースのほか、政策金利の最終到達点(ターミナルレート)が中立金利のどのあたりまで目指しているのかを見極めることになりそうだ。ただ、明確なメッセージが出ない可能性もあり、その場合は円が売られやすくなるだろう。
一方、海外では日本時間今晩に欧州中央銀行(ECB)理事会と英イングランド銀行(BOE、中央銀行)金融政策委員会が開かれる。ECBは4会合連続で政策金利を据え置く見通しで、BOEは3会合ぶりに利下げすると予想されている。米国では11月の消費者物価指数(CPI)、前週分の新規失業保険申請件数、12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が公表される予定で、これらが相場に影響を与える場面もありそうだ。
出所:MINKABU PRESS
あすまで開かれる日銀金融政策決定会合では0.25%の利上げが決まる公算が大きい。市場はほぼ織り込み済みで、関心は植田総裁の発言内容に集まっている。次の利上げ時期や利上げペースのほか、政策金利の最終到達点(ターミナルレート)が中立金利のどのあたりまで目指しているのかを見極めることになりそうだ。ただ、明確なメッセージが出ない可能性もあり、その場合は円が売られやすくなるだろう。
一方、海外では日本時間今晩に欧州中央銀行(ECB)理事会と英イングランド銀行(BOE、中央銀行)金融政策委員会が開かれる。ECBは4会合連続で政策金利を据え置く見通しで、BOEは3会合ぶりに利下げすると予想されている。米国では11月の消費者物価指数(CPI)、前週分の新規失業保険申請件数、12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が公表される予定で、これらが相場に影響を与える場面もありそうだ。
出所:MINKABU PRESS
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