大阪3月限
日経225先物 49710 +250 (+0.50%)
TOPIX先物 3381.5 +7.5 (+0.22%)
日経225先物(3月限)は前日比250円高の4万9710円で取引を終了。寄り付きは4万9760円とシカゴ日経平均先物清算値(4万9685円)を上回る形から、買い先行で始まった。ただし、寄り付きを高値にショート優勢の動きで軟化すると、現物の寄り付き直後には4万9110円まで売られる場面もみられた。
売り一巡後はショートカバーとみられる動きにより切り返し、前場終盤にかけてプラス圏を回復すると、4万9500円~4万9600円辺りで保ち合いを継続。後場中盤にかけて4万9270円まで軟化する場面もみられたが、終盤にショートカバーが入る形で4万9700円台を回復している。
日経225先物は寄り付き直後に下へのバイアスが強まり、ボリンジャーバンドの-1σ(4万9230円)を割り込む場面もあった。しかし、その後の切り返しでプラス圏を回復しており、-1σに接近する局面での押し目狙いのロング対応の有効性を示す形となった。後場中盤にかけて軟化する局面でも、-1σ水準で下げ止まる形からショートカバーに向かわせている。
もっとも、朝方につけたレンジ内での推移が続いたため、方向感の定まらない状況である。-1σと25日移動平均線(5万0020円)とのレンジ内でのスキャルピング中心のトレードといえよう。ただ、リバランスの動きとは言え、アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が後場中盤辺りから強含んだことが、ショートカバーに向かわせる一因になったとみられる。
日経225先物は引き続き-1σと25日線とのレンジ内での推移が意識されやすいが、米国では半導体メモリを開発・製造するマイクロン・テクノロジー
ただ、米国市場での反応を見極めたいとして早い段階でカバーの動きとなりそうで、ショートが先行する形でレンジ下限に接近するようだと、押し目待ち狙いのロング対応になりそうだ。一方で、ポジティブな内容が好感されて25日線に接近する局面では、日銀が18~19日に開く金融政策決定会合を控えて、利益確定に伴うロング解消に向かわせそうである。
NT倍率は先物中心限月で14.70倍に上昇した。前日までの下げで-2σ(14.59倍)を割り込む場面もみられていたこともあり、いったんはNTショートの巻き戻しによるリバランスが意識されやすい水準であろう。ただし、-1σ(14.75倍)、75日線(14.74倍)水準が抵抗線として上値を抑える形状だった。14.75倍辺りを突破し、11月半ば以降上値を抑えられている25日線(14.89倍)を捉えてくると、トレンド転換がみえてくる。
手口面(3月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万3717枚、ソシエテジェネラル証券が7513枚、サスケハナ・ホンコンが2433枚、バークレイズ証券が1404枚、野村証券が1331枚、JPモルガン証券が1246枚、日産証券が1123枚、SBI証券が1063枚、UBS証券が769枚、ゴールドマン証券が639枚だった。
TOPIX先物はABNクリアリン証券が1万5553枚、ソシエテジェネラル証券が1万5172枚、バークレイズ証券が9094枚、ゴールドマン証券が5561枚、モルガンMUFG証券が4555枚、JPモルガン証券が2807枚、サスケハナ・ホンコンが1810枚、ビーオブエー証券が1416枚、みずほ証券が705枚、野村証券が522枚だった。
株探ニュース
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