トラース・オン・プロダクト <6696> [東証G] が12月4日昼(12:00)に決算を発表。26年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常損益は3200万円の赤字(前年同期非連結は800万円の黒字)に転落した。
併せて、通期の連結経常損益を従来予想の1100万円の黒字(非連結)→4100万円の赤字に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1300万円の黒字(非連結)→3900万円の赤字に減額し、一転して赤字計算になる。
直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常損益は3000万円の赤字(前年同期非連結は2600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の19.4%→-36.1%に急悪化した。
※今期から連結決算に移行。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
AI向け需要の急増により、世界的なメモリー半導体の供給逼迫及び価格上昇が深刻な状況になりつつあり、製品製造納期が見通せない状況が発生しております。受注型Product事業において、第4四半期に予定しておりました一部のホスピタリティ市場向けのSTB納品案件に関して、お客様からの発注調整及び製品納品期日の不確実性により、いくつかの大型案件が来期にずれ込む見通しとなったことから、売上高が83百万円減少し、192百万円となる見込みです。 TRaaS事業において、デジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS」は、大手携帯キャリアショップへの2,000店舗への設置も予定通り9月に完了し、当第3四半期以降、設置最大数での月額収益の積み上げが始まり、「店舗の星」は海外を中心に堅調に推移しております。しかしながら、「AIrux8」については、中規模以上の案件において、エネルギー削減とビル全体のDX化が、同時に求められることがほとんどであり、案件あたりの売上・利益の大幅な増加が見込める一方で、プロジェクトの進行スピードが停滞している状況となっております。また、「AIrux8」を照明及び空調制御における省エネ商品・サービスにとどまらず、AIを利用した顧客課題解決型のDXソリューションとして進化させることへの市場からの期待も強く、当社としてもこれを将来的な事業収益最大化に向けた重要事項と認識し、その営業及び開発戦略の見直しを進めております。 当第3四半期以降から来期に向けては、DXソリューションプラットフォームとして「AIrux」をブランド化し、付加価値を高めるべく、シナジーを有する各分野の専門パートナーとの協業を進め、その市場開拓に向けたアイデンティティ構築を目指し、「特異性(Only One)」と「得意性(Specialty)」を武器とした営業戦略を展開してまいります。これらの結果として、TRaaS事業での売上高は33百万円減少し、144百万円となる見込みとなりました。 テクニカルサービス事業は、概ね当初計画どおり堅調に推移し、売上高は123百万円となる見込みです。 上記の要因により、売上高は当初の計画から116百万円減少となる見込みです。利益面においては、売上高減少に伴い売上総利益が減少となりますが、販売費及び一般管理費は、主に業務効率化による経費削減を実施し27百万円減少する見込みであることから、営業利益、経常利益、当期純利益を上表のとおり修正いたします。 (注)上記の業績予想は、本資料の発表日時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により、予想数値と異なる場合があります。
併せて、通期の連結経常損益を従来予想の1100万円の黒字(非連結)→4100万円の赤字に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1300万円の黒字(非連結)→3900万円の赤字に減額し、一転して赤字計算になる。
直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常損益は3000万円の赤字(前年同期非連結は2600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の19.4%→-36.1%に急悪化した。
※今期から連結決算に移行。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
AI向け需要の急増により、世界的なメモリー半導体の供給逼迫及び価格上昇が深刻な状況になりつつあり、製品製造納期が見通せない状況が発生しております。受注型Product事業において、第4四半期に予定しておりました一部のホスピタリティ市場向けのSTB納品案件に関して、お客様からの発注調整及び製品納品期日の不確実性により、いくつかの大型案件が来期にずれ込む見通しとなったことから、売上高が83百万円減少し、192百万円となる見込みです。 TRaaS事業において、デジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS」は、大手携帯キャリアショップへの2,000店舗への設置も予定通り9月に完了し、当第3四半期以降、設置最大数での月額収益の積み上げが始まり、「店舗の星」は海外を中心に堅調に推移しております。しかしながら、「AIrux8」については、中規模以上の案件において、エネルギー削減とビル全体のDX化が、同時に求められることがほとんどであり、案件あたりの売上・利益の大幅な増加が見込める一方で、プロジェクトの進行スピードが停滞している状況となっております。また、「AIrux8」を照明及び空調制御における省エネ商品・サービスにとどまらず、AIを利用した顧客課題解決型のDXソリューションとして進化させることへの市場からの期待も強く、当社としてもこれを将来的な事業収益最大化に向けた重要事項と認識し、その営業及び開発戦略の見直しを進めております。 当第3四半期以降から来期に向けては、DXソリューションプラットフォームとして「AIrux」をブランド化し、付加価値を高めるべく、シナジーを有する各分野の専門パートナーとの協業を進め、その市場開拓に向けたアイデンティティ構築を目指し、「特異性(Only One)」と「得意性(Specialty)」を武器とした営業戦略を展開してまいります。これらの結果として、TRaaS事業での売上高は33百万円減少し、144百万円となる見込みとなりました。 テクニカルサービス事業は、概ね当初計画どおり堅調に推移し、売上高は123百万円となる見込みです。 上記の要因により、売上高は当初の計画から116百万円減少となる見込みです。利益面においては、売上高減少に伴い売上総利益が減少となりますが、販売費及び一般管理費は、主に業務効率化による経費削減を実施し27百万円減少する見込みであることから、営業利益、経常利益、当期純利益を上表のとおり修正いたします。 (注)上記の業績予想は、本資料の発表日時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により、予想数値と異なる場合があります。
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