アドテストなど半導体製造装置関連は軒並みウリ気配スタート、エヌビディア急騰後の大幅安で波乱含み◇
アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置関連株にリスク回避の売りが集中、揃ってウリ気配で始まる波乱含みの動き。前日は米半導体大手エヌビディア<NVDA>の好決算発表を受け、軒並みカイ気配スタートとなるなど物色人気に沸いたが、きょうは真逆の展開となっている。前日の米国株市場では、決算発表を好感して時間外取引で大きく買われたエヌビディアが、買い一巡後に大きく値を崩し3%超安に売られた。これに連動する形で半導体セクターをはじめハイテク株への売りがかさみ、ナスダック総合株価指数が500ポイント近い急落に見舞われた。この流れが東京市場に波及している。外国為替市場では一時1ドル=157円台後半まで円安が一段と進行したが、足もとで円安を好感する動きとはなっていない。エヌビディア関連の筆頭に位置付けられているアドテストはサポートラインとなっていた25日移動平均線を再び下回る公算が大きく、見切り売りを誘発する可能性もある。(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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