米外為市場サマリー:約10カ月ぶりとなる157円10銭台まで上伸
19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円16銭前後と前日と比べて1円65銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=181円32銭前後と同1円20銭強のユーロ高・円安だった。
日本時間19日夕に片山さつき財務相と日銀の植田和男総裁、城内実経済財政担当相の3者会談が行われたが、為替について具体的な話は出なかったことが伝わると政府・日銀による為替介入への警戒感が薄れた。また、各メディアが19日に「政府が近く策定する総合経済対策が20兆円を超える規模で調整されている」と報じ、財政悪化リスクが意識されたことも円売りにつながった。この日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、多くの参加者が政策金利を少なくとも年末まで据え置くと見通していたことが分かると、米追加利下げ観測が後退するとともにドル買いが膨らみ、ドル円相場は一時157円18銭と1月中旬以来およそ10カ月ぶりの水準まで上伸した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1538ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
日本時間19日夕に片山さつき財務相と日銀の植田和男総裁、城内実経済財政担当相の3者会談が行われたが、為替について具体的な話は出なかったことが伝わると政府・日銀による為替介入への警戒感が薄れた。また、各メディアが19日に「政府が近く策定する総合経済対策が20兆円を超える規模で調整されている」と報じ、財政悪化リスクが意識されたことも円売りにつながった。この日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、多くの参加者が政策金利を少なくとも年末まで据え置くと見通していたことが分かると、米追加利下げ観測が後退するとともにドル買いが膨らみ、ドル円相場は一時157円18銭と1月中旬以来およそ10カ月ぶりの水準まで上伸した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1538ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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