無事

小督さん
小督さん
「お母さんもこの病院に入院することになったから。」
入院中の父にそう伝えた時、
「そりゃあ、大変だ。」
カーテンを仕切った部屋の人たちから、声を掛けられました。
それまで張りつめていた心の糸が急に緩んで、思わず笑った瞬間でした

父と母が揃って急性期病院に入院、どーんと目の前が真っ暗に
それでも、クリスマス前にはふたりとも退院することができました

病院に行けば万能薬を処方してもらって、必ず治るものだと私は長年信じており、
そうではない場合を考えたことがなかったような気がします

手術室に向かう母は酸素マスクをしたまま顔色がなく、
医師から手術のリスク説明を受けた私は暗い気持ちになりました

そんな母に何と言ったらいいのか
わからなくて、私は、
「お母さん、手術中に暴れる人がいるみたいだけれど、大人しくしててね。」
とバカげたことを言ってしまいました
母は酸素マスクをしたまま、「えっ、わたし、手術をするの?」と言ったのですが、
手術って、家族から伝えるシステムなんですか

それが今ではまるで嘘のような回復ぶり。
術後の経過が順調で、医師も「うん、完璧。」と自分の腕?にご満悦だそう

これで、父も母のように脅威的な回復力をみせてくれると万々歳なのですが

毎年同じことができるってことが、幸せなんだなって
映画『日日是好日』より

退屈に感じるような毎日がきっと一番幸せなんだろうな、
と思った一年でした
12件のコメントがあります
1~12件 / 全12件
小督さん
漠羅天さん
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

島田紳助さんとは懐かしい
あの人は芸能界をスパッと辞めましたね。
未練を全然持たないタイプなんですね、きっと

「老後は金と友人と筋肉さえあれば楽しく過ごせる」

私もそう思いますよ
カッコつけてもお金はどうしても必要ですし、
心を許せる友人がいない孤独な人生はつまらない。
そして毎日を楽しく過ごすためにも健康でありたいものです。
ちなみに加齢とともに筋肉(筋力)は落ちるので、
転倒して骨折したり、寝たきりになることもあるそうです

一攫千金を狙うようなエキサイティングな生活も良いと思いますが、
これは若いうちにする方が良いですねえ~。
失敗してもやり直しができる年代は限られていますから
漠羅天さん
あけましておめでとうございます^ ^
今年もよろしくお願いいたします

最近は特にいいことなくても健康で無事動ければ良いと思うようになってきました(^^;
引退した島田紳助さんが
「老後は金と友人と筋肉さえあれば楽しく過ごせる」と言ってたそうです。
筋肉は健康と置き換えれます
因みに島田紳助さんはいまムキムキの体型だそうですw(学生のときはボクシングやってたらしいですから)

1年1年健やかに過ごせれば、と思っています^ ^
小督さん
堅実さん
こんばんは

今年は、私自身というより両親に病気を含めて災難が多く降りかかった年でした

何でこんなことになるのだろう、と思うこともありましたが、
「あなたが存在していることで、ご両親はずいぶん助かっていますよ。」
と言ってくれた人がいて、
私も何かしら救われたような気持になっています
小督さん
yoc1234さん
こんばんは

両親とも年内に退院、新年を家で過ごせることができてホッとしています。
お気遣いありがとうございます

yoc1234さんも女の子のお孫さんが生まれ、
お孫さんの成長が楽しみでしょう。
子どもさんが生まれた時とはまた違う喜びがありそうですね

あらゆるところでyoc1234さんが必要とされているようですし、
お孫さんのためにも筋トレをされているのですね

今年は夏ごろから親のことでバタバタしていましたけれど、
それでも少しづつ目に見えて回復していると安心します

こちらこそ、来年もよろしくお願いいたします
小督さん
アイビーあずささん
こんばんは

何の予告もなしに、病院から母が手術をすると携帯に電話がかかってきた時は、
心臓が止まりそうになりました。
そして医師から手術のリスクを説明されると、
「この手術を本当に受けていいのだろうか。」と思ったくらいです

手術も無事に済んで安心しましたが、術後の経過も予断を許さない状況だったので、
何の問題も生じなかったので良かったです

お気遣い、ありがとうございます

あずささんも良い年をお迎えください
堅実さん

「父と母が揃って急性期病院に入院、どーんと目の前が真っ暗に
それでも、クリスマス前にはふたりとも退院することができました


大変な、1年だったですね。


yoc1234さん
こんばんは。

いいタイミングで手術が成功し、

退院とは大喜びでしょうね。

子供を育てるときは3人ぶら下げても屁でもなかったが、

孫を抱いてると疲れる自分にびっくり。

筋肉は使わないとすぐなくなる。

トレーニングしないと迷惑をかける。

今は元気すぎて迷惑のようですけど。

ご自分のこともお大事にしてください。

無理は禁物です。

ほどほどがいいです。

来年もよろしくお願いします。


お母様が無事に手術が終わり
安心しましたね

お疲れさまでした

何も無い退屈と思う毎日の
大切さを
感じますね

良いお年をお迎えください\(^_^)/
小督さん
漠羅天さん
こんばんは

お心遣い、ありがとうございます
漠羅天さんも2回も手術をされていたのですね

医師から母に手術の説明をしていなかった?のに、
私がどこまで話したらいいのかわからなくて、本当に悩んでしまいました

本人だけではなく、家族が何らかの不幸に当たってしまうと、
生活が一変することもありますもんね

私は高望みはしないので、普通の生活がこれからもず~っと続けられることが良いなあ、
と思います。
あ、これが最も高望みなのかもしれません
小督さん
ピーマンショック!さん
こんばんは

そうですよね、自分が行きたいところに行ったり、
好物を食べることに制限がかかってくると、
ストレスが溜まってくることは間違いありません

ふだんはそんなことを意識しませんが、
病院に行ったり、人づてに病気や怪我のことを聞くといろいろ考えてしまいます

また最近頂く欠礼状には親御さんが亡くされた人がチラホラ増えてきているのが、
ちょっと気にかかり始めています

16歳で親元から独立したり、二十歳前にご両親を亡くされた人もいるのですが、
みんな偉いなあ、と思います。
私は未だに大人になり切れていないように思っていますから
漠羅天さん
こんばんは^ ^

お母さん良かったですね^ ^
手術は本人がサイン出来る状態なら、本人にリスク説明して同意書にサインもらうと思うのですが(^^;
私も2度程手術しましたが、2度とも自分だけでした。

毎年同じように過ごせるって奇跡的なことなのかもしれません。
こんばんは。

そうです、なんともない日常的な生活が出来る事が幸せなんですよね。

病気になったり、手足が不自由になったり身近な人が亡くなったりすると、日常的な生活が普通におくれる事の有り難みがしみじみとわかりますよね。

私もここ数年でおじやおばがバタバタと亡くなり親戚付き合いの大切さを思い知らされました。

来年も、1日1日を大切に、生活していこうと思います。

小督さんもご両親と楽しく有意義な時間を過ごしてください。

私も親孝行しに明日実家に帰って来ます。
小督さんのブログ一覧