☠チベットの死者の書を讀む第42日目![]()
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模擬戦・シュミレーション
挑戦(死の修行)死後28日目
導師;ほんま れいかい(佛名)
故人;山田太郎
喪主;山田の妻
導師 「南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。」
山田の妻「南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。」
導師「奥さん、それでよいのですよ。太郎さんが、思われた時、名号を唱ゑれば、
太郎靈も喜びますぞ。
ただし、太郎靈は阿弥陀如来さまの主宰する浄土(=リクパ、チベット語)へは、こんどの死ではムリでした。
ちと修行不足。信も、もひとつ足りなかった。
そのため、いまは生まれ変わりのバルドー(中有)にいます。」
山田の妻「お坊さん、わたしも今、未亡人となって、やふやく太郎を喪った
悲しみが湧いてきました。」
導師「生前、太郎君の不倫と生命保険を解約して、
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スナックのわかい女と遊び回った件。
本人も
悔やんでいます。
死者の感受性は、生者の7倍あるのです。
さらに、太郎靈は、過日、閻魔庁に呼ばれ、白いカルマと黒いカルマを数えられ、閻魔帳に記帳されたところです。
もふすぐ*判決が下るでせふ。」
*實は、この裁判も、死者の見るヴィジョンといふ説もある。
なおこれに先立って、死者は、全生涯のパノラマ的回顧が起こり、
前世のカルマも
復活する。
第42日目 おはり