東芝は、2017年3月期の連結最終損益(米国会計基準)が1450億円の黒字(前期は4600億円の赤字)になる見通しだそうです。
主力のフラッシュメモリーの販売好調や合理化が奏功し、期初予想(1000億円の黒字)を上回るそうです。
同社は10月末までに4~9月期の業績予想を3度上方修正しましたが、通期予想は変えていなかったそうです。
売上高は前期比5%減の5兆4000億円、営業損益は1800億円の黒字(前期は7087億円の赤字)の見通しで、それぞれ3000億円、600億円の上方修正となるそうです。
メモリーなど半導体が好調で、同部門の営業利益は期初予想を約980億円上回るそうです。
一方、合理化が遅れている映像などの課題事業では人員削減や拠点再編などの構造改革を一段と進め、新たに600億円の構造改革費用を計上するものの、対策の詳細は検討中とのことです。
なぜ中間期は上方修正するのに、通期は据置きなのかと思っていましたが、とうとう通期の上方修正をしましたね。
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