カリフォルニアではおよそ2500世帯が米の栽培を行っており、高品質のタネを使用し
「コシヒカリ」「ササニシキ」「あきたこまち」など10種類以上の米を生産しています。
このうち日本ではコシヒカリが最も人気の様で、アマゾンなど通販での購入が可能ですが
輸入精米や輸入玄米には1kg402円(WTO加盟国は341円)の関税が掛けられており
TPPによって無税枠の輸入量が増加すれば、消費者にとってはこのうえない朗報だと思います。
またカリフルニア米の国内での流通価格は、10kg3500円~4200円の価格帯が多く
もしかするとカリフォルニア産コシヒカリを
10kg500円~800円(販売店によって価格は異なる)程度で買うことが出来そうです。
因みに日本が無税で受け入れる米の輸入枠は、年間17.5万トンを主張する米国と
輸入規模を抑えたい日本でなお主張に隔たりがあり、日米は日本の聖域である米について
無税の輸入量を定めた上で、それを超える量には高率の関税を残すことになると思います。
