「不吉なサイン」 (12/3ロイター)
この記事を要約すると
円とドルという単位を無視したN/N倍率(日経平均÷ダウ)が前回1.0を上回ったのが昨年の5/20。
その3日後に当たる5/23に日経平均は-1400円(当日の安値)まで下げ幅を広げ
終値は-1123円(前日比-7.2%)という暴落を起こしました。
皆さんも記憶に新しい「魔の5/23」です。
そしてさらに1ヵ月後には-15%まで下げ幅が拡大しています。
そのN/N倍率の逆転現象が再び現実のものになろうとしています。
実は12/3の日経平均株価の高値は17881円で、同日のダウの終値が17879ドルでしたから
この時点で一瞬N/N倍率は1.0に到達しています。
そして今夜のNYダウが24ドル以上下落すれば、N/N倍率は終値ベースで1.0を上回ることになり
昨年の5/20と同じ状況になるという訳です。
無論昨年の5/23をアノマリーに仕立て上げることは出来ませんが
連日高値を更新中のダウを日経平均がN/N倍率で追い越すことになれば
それはそれで反動に対する警戒感が高まることは間違いないと思います。
とはいえ、最近の日経平均は、その様な不安などお構いなしと言わんばかりに上昇を続け
今日も年初来高値を更新しましたが
ドル建ての終値は150.04ドルで、依然として1月の高値153ドルを抜けません。
私が気になるのはこの円建てとドル建て日経平均株価のギャップで
これは海外勢が日本株の実需買いを控えている可能性を示唆しており
何れこのギャップは埋められるのではないかと考えています。
ただ問題はギャップの埋まり方で、徐々に埋まるのか一気に埋まるのかは解かりません。
無論このまま突っ走ることも考えられなくはありませんが
株は買ったら売るのが当たり前ですから、決して走り続けることはないと思います。
何れにしても大方の予想は、選挙が終わるまでは底堅いだろうと言われていますが
その後の予想はバラバラです。
もしかして選挙の翌週、いきなりブラック・マンデーになったりして。(^_^;)ニャハ
(今日の売買)
3653 モルフォ 買い (後3営業日の辛抱か?
)
NK225mini 17900円売り建て(昨日分の損失補填で一部買い埋め
、一部持越し
)