反転は、11月8日の終値、日経平均株=14,087円、ドル・円=99.13円でしょうか。
翌週は11月11日(月)寄り天同値引け=14,270円、ドル・円=99.14円となり、
11月12日から11月15日まで4段ステップアップで、
本日、日経平均=15,166円、ドル・円=100.31円 と跳ね上がりました。
きれいな、典型的な中段保合の型(三角持合い相場)往来相場からの上跳ねでした。
罫線の神様(私見)、木佐森吉太郎氏は以下のように語る。
「この地震型(中段保合)から示唆される売買の戦法は、中盤戦以降で利の乗った玉は、へたな指値で利食い売りせず、地震があるまで、クソ度胸で買い突っ張ることだ。」
まさに今回のパターンにぴったりと当てはまる。
そして、今日上昇気流に乗って上へ上へと上り始めたところだ。
売買の基本は古今東西、大差なしですね。
人は、ファンダメンタルズを分析して売買のきっかけを探り、実行に移す。
そして、その足跡がチャートとして残る。
その過去のチャートを分析(テクニカル)し、次の売買のきっかけを探るのです。
テクニカルとファンダメンタルズは表裏一体なんですね。
表題の私なりの答えは、
細かな理由付けはあろうが、結局は投資家心理の変動で上に向いた!
かな。
なので、今後の海外投資家心理を予測すると、
米国も欧州もオセアニアも日本も、金融政策で通貨の緩和処置に最重点を置き、穏やかなインフレを目指す事でコンセンサスが取れているので、しばらくは株価急落はないと見ている。
よって、運用益の業績を伸ばす方向で12月中ごろまでは、めいいっぱい日本株は買われると思います。
日本の株式市場の海外投資家比率は60%有り、国内投資家30%より影響力が強いので、しばらくは従順に買い上がるか、保有株のメンテナンスに徹するのが得策かと思います。
