米野党共和党の米連邦債務上限問題に関する態度軟化を受け、米国のデフォルト(債務不履行)回避に向けた与野党協議の進展に対する期待感が浮上。交渉の先行きに関しては依然予断は許せないが、各金融市場では事態打開に向け動き始めてきたと捉え、リスク回避姿勢がやや弱まった。そのため、安全資産としての金の役割は後退し売られた。
債務上限問題をめぐる雰囲気は変わったが、しかし財政問題に関しての不透明感が払拭された訳ではないため、依然レンジ内取引展開が続きそうである。
本日夜間取引時間は、イベントとしてはG20、経済指標では10月のミシガン大消費者景況感指数(22:55)、が予定されているが、米財政問題を注視する時間が続くと思われる。進展に関する思惑での上下には十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,033円~4,123円
中川
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