今日は東急建設 (1720)が603円、100円高のストップ高となった。
この銘柄は9月4日に10月1日付けで単元株式数変更の為、信用新規売りが禁止になった。
それまで240円付近だった株価が、9月9日(月)から80円ストップ高になり、以後S高が連続する事になった。
今週はオリンピック相場が加わり、低位建設株が投機筋の格好の標的となって暴騰した。
先週末は240円の株価が今日は603円。いやはや驚く事ばかりが続く。
1週間で2.5倍になった株、保有していた者は笑いが止まらない程の爆益だ。
一方、空売りしていた者は悲劇なんてものじゃないひどさになっている。
売り禁だからどうする事も出来ず、ストップ高に吊り上げられた株価を買い戻すしかない。
空売りの怖さはここにある。買い戻そうにも売ってくれる人も株もない。
やっとの思いで買い戻せてもストップ高の馬鹿高い値段だ。
ロスカット設定していても効果があまりない。
空売りは「踏まれたら即ロスカット!」が基本ではあるが、出来高が少ない株を空売ってはいけない。
逃げる時にはいつでも逃げられるように、出来高が多い銘柄(発行済み株式数が多く浮動株が多い銘柄)と心得よう。
株式セミナーに行くと初心者に「空売りの勧め」を講義しているのを見かける。
「こいつら強盗か詐欺か」と一瞬思ったよ。
上達者でさえ空売りは怖い。その恐ろしさを知っているが故に空売りにはより慎重に取り組む。
普通は買いから入るものだ。それを初心者に勧めるとは......![]()
![]()
みなさん株式市場は怖いところですよ。一瞬で財産を無くしますよ。![]()
![]()
その代わりといっちゃあなんですが、トレード法を確立している人にとっては金の卵を産んでくれる場所でもあるんですね。
どちらのコースを選ぶかはあなた次第です。![]()
![]()