ソニーが発表した2013年４～６月期決算は、売上高が前年同期比13％増の１兆7127億円、営業利益は同4.8倍の364億円で、スマートフォンの販売台数が、苦戦した他社を尻目に前年同期比３割増になったほか、テレビ事業も３年ぶりに営業黒字に転換し、収益全体を押し上げたようです。

ＮＴＴドコモが打ち出した「ツートップ戦略」の効果で、スマホの販売は前年同期比220万台増の960万台と大きく伸びたそうです。

携帯事業の営業損益は281億円の赤字だった前年同期から一転、59億円の黒字になったそうです。

テレビ事業は低価格モデルの販売を打ち切るなどのコスト削減策に円安の追い風が加わり、2010年４～６月期以来の黒字になったそうです。

2014年３月期は、通常のテレビの４倍高精細な「４Ｋテレビ」など高価格品の販売を増やすことで、通期として10年ぶりの黒字を見込んでいるとのことです。

「ツートップ戦略」の影響は大きいようですね。

ソニーには良い影響でしたが、ＮＥＣやパナソニックなどはかなり厳しいようですね。

6758：2,104円、　9437：152,200円