大震災、火山が地殻変動で沈降 最大15センチ

arama-さん

 東日本大震災による地殻変動により、東北地方を中心とした五つの火山地域で地表の一部が5~15センチ程度沈み込んでいたことが、京都大防災研究所の高田陽一郎助教のチームによる人工衛星画像の解析で明らかになり、30日付の英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版に掲載された。

 噴火など、巨大地震が火山に与える影響はよく分かっておらず、高田助教は「継続的に観測し、解明につなげたい」と話している。

 2010年のチリの大地震でも現地の火山地域が局所的に沈降したことを、米国の研究者らが同誌で報告しており、普遍的な現象の可能性が高いという。

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