金【動意付く可能性がある】

日中取引時間は、為替相場の円高進行により手じまい売り先行で始まり、前日比20円安の4528円で寄り付く。その後は、円が急速に緩んだため戻りを強め、さらにNY時間外の上昇とともに買われて結局前日比21円高の4569円で終了。NY時間外で1400ドルの大台回復したドル建て金であるが、依然として米連邦準備制度理事会(FRB)が資産買い入れ規模を減らすのではないかとの懸念が相場を圧迫している。また、ハト派とされるボストン連銀総裁が、雇用回復が数ヶ月持続した場合、資産購入ペースの減速は可能との見方を示したため、来週発表される米雇用統計等の結果を確認するまでは方向感は定まりにくい。

一方円相場は、米欧の株価下落によりリスク回避的な円買い・ドル売りが活発であるが、中長期な円安・ドル高に変化はないと思われる。状況によっては100円台は押し目と捉えられる可能性もある。しかし当面国内金相場は、上値は限定的な下値模策の時間帯と思われる。

本日夜間取引時間は、米週間新規失業保険申請件数(21:30)、1~3月期の米GDP改定値(21:30)、4月の米中古住宅販売仮契約(23:00)などの、米経済指標の発表に注目する。発表次第では、為替・米株式が動意付く可能性があるため十分な注意が必要である。


夜間取引レンジ 4,527円~4,601円 

中川


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