インフレ目標政策の派生事項である円安は、資源輸入価格の上昇につながると同時に、国内産品の輸入品に対する競争力を高める。　輸出品の競争力も高める。

　つまり、内外需問わず、国内企業活動を活性化させる。　その結果、資源輸入は増え、貿易赤字は高まる。

　この貿易赤字は過度の円高で過剰化した海外生産が漸次、国内回帰するにつれ、解消されていく。

　貿易赤字でインフレ目標政策を弱めては、適正な国内回帰は進まない。

　企業は生産拠点の最適化を粛々と進めるので、インフレ目標政策を適正に続けていれば、貿易赤字は問題にならない。

　大事なのは潜在成長率がどうなるかであって、貿易収支は二の次である。

　インフレ目標政策でデフレ圧力を解消し、潜在成長率の過度の下押しを無くせば、貿易収支は漸次改善される。

、、、原発の急進的廃絶、非効率なエコへの偏重、（非効率な政府経由のバラマキに依る）エセ成長政策、、貿易赤字問題解消には、インフレ目標政策の見直しでなく、これらの改善が必要。

　貿易赤字＝円安ケシカラン＝インフレ目標政策見直し、、というマスゴミ論調は日本潰し。　相変わらず、マスコミには反日、反国民益の輩が多いです。