で、本題。日経インバースETF(1571)は日経平均と逆行するので、ヘッジとして持っている方もいるかもしれませんが、日経平均の値動きとの関連を調べてみました。
つまり、日経平均が100円上がった(下がった)ときに日経インバースETF(1571)はいくら下がる(上がる)のだろうかということです。
やり方
1. 日経インバースETFと日経平均の時系列情報(4/4までの3か月分)を入手
2. 1日ごとの日経インバースETFの前日比の絶対値と日経平均の前日比の絶対値の比率を算出し、
その3か月平均を計算
3. 1日ごとの日経インバースETFの高値と安値の差の絶対値と日経平均の高値と安値の差の
絶対値を算出し、その比率の3か月平均を計算
てな具合。需給などで必ずしも日経インバースETFが日経平均に逆行しないケースがあるかもしれませんが、その辺はメンドいのでスルー。
で、結果は
・前日比の比率の3か月平均:0.70
・高値と安値の差の比率の3か月平均:0.56
となりました。
まあ、うんとおおざっぱに言うと、日経平均が100円動けば日経インバースETFは56円~70円逆方向に動くってことのようです。
ただし、前日比の比率だと最小0.09~最大13.27とバラつきが大きいのに反し、高値と安値の差の比率だとバラつきは最小0.31~最大1.11と比較的まし。どっちを信用するかはちょっとビミョーかも。
もっとも、金融理論や統計学からするとボロだらけでしょうから、あんまり鵜呑みになさらぬようお願いします。
ほかの指標連動ETFについても、ヒマがあったら研究