NY市場の金は、ユーロ圏の債務危機をめぐる懸念が再燃したため、安全資産として買われた。米経済指標の改善を背景とする金融緩和の早期解除観測を材料に金は売られていたが、株式にもやや高値警戒感が出始めて来たため今後はリスク選好の動きが一服し金も値固め局面となりそうである。しかし、積極的に買い上げる材料にも乏しい。
一方国内の金相場は、為替相場に左右される動きが続いているが、日銀関連の材料も出尽くし感もあり、金相場は売り戻される可能性がある。本日夜間取引時間は、2月の米小売売り上げ高(21:30)の発表次第で円相場の変動もあり得るため注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,868円~4,927円
中川
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