イタリアの総選挙に伴う政局懸念がやや後退し世界的に株高が維持されているため、相対的に安全資産の金の買いは細っている。ただ、米国の強制歳出削減措置の発動が迫り先行き不安がくすぶっているため、積極的な動きは手控えられている。850億ドルの強制歳出削減額は米GDPの0.6%にも相当するので、景気回復への悪影響が懸念されている。最悪の事態は避けられるとの見方が強いが、しっかりとした見極めには時間が必要であり当面は動きづらい展開となりそうである。
本日夜間取引時間は、1月のユーロ圏失業率(19:00)、2月のミシガン大消費者信頼感指数(23:55)などの発表に注目する。
夜間取引レンジ 4,653円~4,750円
中川
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