平成25年1月29日(火) 雑感

暁投資顧問さん
暁投資顧問さん
上昇と下落を繰り返す日経平均。
今日はバイオ関連株が総崩れ。
これを転機として一途の上昇を続けてきた新興市場も少し調整に入る可能性も。
マザーズ指数のチャートなどはバイオ関連銘柄さながらだ。

そして決算発表が本格化する日本株だが、やや下方修正が目立つ。
引け後に発表されたコマツも下方修正だった。
期待で大きく上昇していた前田建設の悪決算⇒大幅急落も強烈。
日経平均週足の連続上昇は1971年以来42年ぶりらしい。
そんな強気相場の真っ只中だけに、余計に下方修正が目に付いてしまう。

既に何でも買えば良いという地合は過ぎ去った。
今の東京株式市場を冷静に見ると

■為替市場に一喜一憂
■政策期待銘柄、バイオ関連銘柄など真っ当な実需のない材料株が連日急騰
■日経平均は大発会から大きく上昇していない
■連日の大商いが目立つ

・・・こういった点が目立つ。
信用規制緩和で回転売買を効かせる個人投資家の存在がちらつくが、ここから日経平均がさらに上昇していくためには企業業績や経済指標の改善と言ったきちんと数字で評価できるものが必要になってくるだろう。
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