14日のNY金相場は、米国の量的緩和継続に対する期待などから反発したが、同国の抱える二つの問題の取り扱いに注目が集まっている。オバマ大統領は、債務上限引き上げの問題と歳出削減を別々に扱うと主張しているが、米野党共和党は、二つの問題を併せて議論する様に求めている。また、ベイナー下院議長も、米国民は同時に歳出削減を伴わない債務上限引き上げは支持しないと述べている。この二つの問題が燻ぶっている間はNY金は乱高下しやすく要注意。本日の夜間取引は、16日のベージュブックの公表や米企業の決算発表が本格化する中で、様子見姿勢が高まり易く、為替動向が注目となる(石破幹事長が年末に円相場は「85円~90円の水準に抑える事が望ましい」と発言し、その上限に近づいている)。
本日の注目経済指標発表は、(18:30)英12月消費者物価指数、(22:30)米1月ニューヨーク連銀製造業指数、米12月小売売上高、米12月生産者物価指数となる。
夜間取引レンジ 4,747円~4,819円
池末
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