みなさん、いかがお過ごしですか?
はい、ワタクシあさっては今日も元気…いや、ちょい風邪気味です。
そんな私にお構いなく、日本株は元気です。
日経平均が1万800円を突破、
TOPIXも一時的に900を超えた昨日の株式市場。
私をさしおいて元気を出すとは、株式市場もニクイ奴です。
といっても、私の調子と株価が連動したら、それはそれで不気味ですが、
もしそうなったら正に生命の神秘。
そうなれば私は"生ける株の化身"として崇めてもらえるに違いありません ![]()
上がったら気分が良いものですが、上がったら上がったで
「上昇がちと急ではないか?」と心配が頭をもたげるのが人のサガ。
私たちから見た日本株の株価は上昇が急ですが、
主要プレイヤーの外国人投資家から見た株価はどうでしょうか?
私たちは円を基準に上がった、下がった、益と損を考えます。
しかし外国人投資家は主にドルを基準に様々な投資対象を見ています。
つまり、どんなに日経平均が上がっても、
それ以上に円が下がってしまえば旨みがないワケ ![]()
(日経が上昇していますが、ドル円も90円台に突入しましたしね。)
ということで、比較チャートで日経平均とドル円を比べてみました。
(上のチャート参照。yahooファイナンスより)
これを見ると、この1ヶ月で日経平均は13%ぐらい上昇していますが、
ドル円も7%ぐらい上昇しています。
つまりドル建てで日経平均は6%程上昇。
13%と比べると見劣りしますが、まずまずですね。
しかし、今回の日本株上昇要因であるアベノミクス+α。
それは円安誘導が目玉ですから、
円安+日本株高を狙っている外国人投資家も多いと思います。
そうなると、彼らは円建ての日本株のリターンを狙い、
円売りでヘッジして日本株を買うという手段にでるのではないでしょうか。
円売りで日本株買い。
これは円安日本株高を促進するので良いですが、
これを手仕舞いすれば円を買い戻して日本株を売ることになりますから、
円高日本株安になる恐れがあります。
その際は、注意したいものですね ![]()
