2013年3月期連結決算の業績予想を大幅に下方修正したパナソニックは、管理職の今冬の賞与を前年比35%削減するそうです。
また、11月から役員の減俸幅を拡大し、会長と社長は40%減、その他の役員は20%減とするそうです。
パナソニックは事業構造改革のポイントも発表しましたが、その内容は次のとおりです。
●2012年度中に欧州のスマートフォン事業から撤退。
●国内6拠点でのスマートフォン向けなどリチウムイオン電池の生産を3拠点に集約。
●太陽電池事業はマレーシア工場への追加投資を凍結。
●88ある事業部を56に集約。2015年度に全ての事業部で営業利益率5%以上を達成。
ちなみに、連結純損益が7650億円の赤字になる見通しだそうです。
年間配当は見送り、1950年5月期以来約63年ぶりに無配とするそうです。
住宅ローンを抱えている人にとっては、賞与の前年比35%削減というのはつらいですね。