金【4300円台は利食い売り?】
日中取引時間は、3日のNY市場がレーバーデーで休場だったため手がかり乏しくスタートしたが、NY時間外の上昇を受け手じまい買い先行。前日比11円高の4275円で寄り付く。その後も、NY時間外の値上がりとともに買い優勢となり、終日堅調な取引となり、結局前日比18円高の4282円で終了。

米国での追加金融緩和観測の期待が高まる中、6日の欧州中央銀行(ECB)理事会で、より積極的な債務危機緩和策が講じられるのでは、との観測から金は買われた。ただ、実際に具体策が決まるかどうかは不透明であり、同時に最近の急ピッチな上昇に対する高値警戒感も広がっている。1700ドル超えに失敗するようであれば調整安もありえる。いずれにしても、6日のECB理事会や7日の米雇用統計待ちに変りはないであろう。

本日夜間取引時間は、8月の米ISM製造業景況指数が発表(23:00)されるが、よほどの結果でない限り反応は薄いと思われる。4300円台回復場面があれば一旦は利食って良いのでは?

夜間取引レンジ 4,267~4,295円

中川
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