金【米雇用統計次第】
6日の東京金相場は、昨日の夜間取引の流れを引き継いで、様子見姿勢の強い中、新規にポジションは取り辛く、じりじりと値を下げる展開となった。5日のNY金相場は、中国人民銀行の2回連続の利下げや欧州中央銀行(ECB)利下げなどで一旦は上昇したものの、その後は、米ADP全国雇用者数、米新規失業保険申請件数などの雇用関連指標が予想に反し改善した事を背景に、ドル高・ユーロ安となり値を消す展開となった。

本日の夜間取引は、今晩に発表の雇用統計の結果を見極めたい事などから、こう着状態となる見通しだが、6月の雇用統計の市場予想、非農業部門の就業者数が前月比9万人増、失業率が8.2%となっていて、この予想を上回るか下回るかで、相場は急激に動く可能性がある。

(21:30)に注目。

夜間取引レンジ   4,089円~4,163円

池末
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