金【明日は満月!】
3日の東京金相場は、2日のNY金相場が小幅安となったものの、NY金時間外取引が東京の夜間取引中の水準より高い為、手じまい買いや強気の買いが先行し、買い優勢の展開となった。2日のNY金相場は、6月の中国の製造業購買担当景況指数が2カ月連続で低下した事や欧州債務対策に対する懸念などから、ユーロ安・ドル高が進み、ドル建ての金は割高感から売られた。しかし、米経済指標の悪化やユーロ圏失業率が悪化した事で、欧米での追加金融緩和観測を巡る思惑などが強まり、インフレヘッジとしての金の需要が高まった事で、下げ幅を縮小した。市場では5日のECB理事会での利下げ観測に注目が集まっている(現行1.0%の主要政策金利を0.75%に引き下げるとの見方があるが、今回の焦点は、現行0.25%の中銀預金金利を下げられるかである)。明日は満月で相場の変化に注意。

夜間取引レンジ   4,065円~4,159円

池末
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