日産自動車は、約30年ぶりに「ダットサン」ブランドを新興国向けの低価格車として復活させるそうです。
日産は今後、「ニッサン」と高級車「インフィニティ」を合わせた3ブランドを使い分けて国内外での販売を強化するようです。
ダットサン車は低価格で燃費性能の良い小型車となる見通しで、2014年からインドネシア、インド、ロシアで生産と販売を始めるそうです。
部品の現地調達比率を高め、価格も50万円程度に抑えるそうです。
ダットサンは、1930年代の日産の創業期から1980年代まで、国内外で販売する小型車や商用車に使われていたブランドで、「手頃な価格でよく走る頑丈な車」として知られており、ブランドの復活で、主に新興国で初めて車を買う顧客層の開拓を目指すようです。
また、日産はインドネシア工場の生産能力を現在の年10万台から2014年までに年25万台に増強する計画であり、投資額は約330億円で、ダットサン車も生産するそうです。
最近懐かしいブランドの復活が相次いでいますね。