トヨタ自動車9日、グループの関東自動車工業が岩手工場で生産している新型コンパクトハイブリッド車(HV)「アクア」の生産を加速させるそうです。
現在、1カ月あたり3万台を生産しているのを、5月中旬以降、3万5千台規模と約17%引き上げるそうです。
アクアの受注は、昨年12月26日の発売から今年1月末までの約1カ月間で、当初の国内の月販目標の10倍に当たる12万台に達し、納車まで4ヵ月待ちの状態だそうです。
同工場では1月に2万1千台を生産したそうですが、2月以降は納期短縮を目指して、生産ペースを月産3万台に増やしているそうです。
それでもフル生産の状態のため、ラクティスの東富士工場への移管で生じる生産能力の余剰分を、アクアの生産能力増強に振り向ける措置をとるようです。
東北地方の復興につながるといいですね。