為替見通し
2012年01月14日
年初から、ユーロ売りが続く中、ユーロの売りポジションが積みあがって、一気に放たれることの繰り返し。スペイン、イタリアの国債入札も無事通過し、格下げのうわさがそれを抑える。短期的には欧州株価も落ち着いており、一気にユーロの買い戻しが入ることもある。
長期ではユーロ売り。20日が欧州銀行による資本増強計画の当局への提出日で、波乱含み。
ドル円は、米国の経済指標、米銀の企業業績に注目。日本も政府が増税内閣改造で、円が買われやすくなっているが、75円のレベルでは介入の可能性も。同じことをユーロに対してもやるか?
昨日のユーロ圏9か国の格下げはあらかじめ予想されたものより緩く、安心をした。
その結果、ユーロドルの下落は限定的であった。
ドル円来週76.50~77.50円3か月74.00~79.00円
ユーロドル来週1.2700~1.2950ドル3か月1.2500~1.3500ドル
ユーロ円来週97.50~99.50円3か月95.00~105.00円
銀行はお客さんに迷惑かけてる手前為替はやや円安に予想する傾向がある。
この辺を割りひかないとえらい目に合うのでは。