読者様から「信用取引をなぜしないのですか?」という
質問をいただきました。
今回は、私的な見解ではありますが、やらない理由を書こうと
思います。
まず一つ目ですが、投資に長く関わっていたいと感じている
ことがあると思います。
通常取引の場合、含み損を抱えても借金にはなりませんし
正しい株を掴んでおけば、相場下落時にも精神的ダメージが
低くて済みます。
投資を続けていく上でパニック時の心理、対応は重要な部分を
占めますが、人が混乱している時に落ち着いて投資をするのも
自分が好きなやり方でもあります。
例えば急落時に買い向かうなど。
こういった時、保有した後は気長に待つというスタイルが
信用取引ではできないので、やりません。
やろうとしても損が拡大するスピードが速すぎて耐えられ
ないのです。
二つ目は、投資は自分の想像を超えた事態が起こるため、最悪
ゼロになるまでの損失にしておかないと強制撤退させられる
からです。
買いは家まで、売りは命までという言葉が相場の世界では
ありますが、これって投資なのかな?と感じます。
私はリターンよりもリスクを避ける堅実タイプのようですね。
最後に三つ目が、今まで読んできた投資に関する本で、
信用取引関連の本を読んでこなかったこともあります。
私はウォーレン・バフェット氏やピーター・リンチ氏の運用法
を自分の投資に取り入れていますが、二人とも現物買いのため
私もやっていないのだと思います。
ここまで3つの理由を書いてきましたが、信用取引をやるか?
やらないかの判断は人それぞれです。