為替予想
2011年12月24日
2011年は欧州問題が深刻化し、先行き不透明なまま年越ししそう。
ドル円は75.32円やユーロ円も100.77円と企業の想定外のレートになった。
来年前半はさらにユーロは不安定化円高に、後半戻す。
ドルは70円台の前半になるリスクも。年末にかけ80円超になると予想。
欧州はまだ根本的な解決に向けて取り組みは半ば。EFSFで対処できないと、さらに規模拡大や、IMFの関与が必要になることも。
米国はこのところの企業業績の拡大で消費も拡大。リセッションにはならない。
失業率が低下傾向にあるがまだ高い。景気対策がまだ必要と言う声もある。しかし、動きは取れないだろう。QE3の可能性は低い。1~3月は円高、年後半は円安というシナリオらしい。
ドル円2011年75.32~85.53円 2012年予想74.00~90.00円
ユーロドル2011年1.2860~1.4940ドル2012年予想1.2000~1.4000ドル
ユーロ円2011年100.77~123.33円 2012年予想98.00~125.00円
三井住友銀行 アナリスト・グループのレポート(週次更新)2011年12月22日