北海電やらせ問題「道の組織的関与なし」第三者委員会の結論

arama-さん

 北海道電力・泊原発3号機のプルサーマル計画を巡る「やらせ」問題で、北海道が設置した第三者委員会が、知事など上層部の組織的関与はなかったと結論づけました。

 北海道は先月、北電が設置した第三者委員会に「やらせ」関与の疑いを指摘され、独自に別の第三者委員会を設置していました。

 報告書では、2008年7月に住民から意見を募集した際、北海道の担当課長が北電に対し、賛成意見の提出を依頼したと認定しました。その一方で、「組織的関与」はないと結論づけています。

 「課長は、働きかけをした認識は持っていない。その場でそう思って言ってしまったのかなというようなイメージ」(北海道・第三者検証委員会 小寺正史 委員長)

 第三者委員会は、担当課長が国から「計画検討の速度が鈍っている」と指摘されたため、やらせを求める発言をしたのではないかと報告しています。(23日21:06)

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