私は四半期決算短信という資料を頻繁にチェック
します。
上場企業の3か月ごとの業績を要約した資料ですが、
業績が予定通り積みあがっているか?
それとも下がり傾向なのかが判断しやすい資料
だからです。
ですが、投資初心者にとって四半期決算短信は手を
出しにくい資料です。
どこを読んでいいかわからないのが、主な理由なので
今回は、四半期決算短信を読むポイントを解説します。
まず1つは売上高のチェックです。
売上高の伸びは株価にとって好材料ですし、数字を
ごまかしにくいのです。
加えて、売上高が伸びていて利益が下がる場合は、
通常では考えにくいです。
薄利多売やデフレ傾向の会社、業種でなければ、売上高
の推移は把握しておきましょう。
続いて2つ目が利益です。
四半期決算短信では、営業利益、経常利益、純利益と
3つの利益が並んでいますが、私は純利益を最も重視
しています。
3つの利益の重要度に関しては、人により言うことが
バラバラですが、個人的には最後に残った数字、
つまり儲けと株価の連動性が最も高いと判断しています。
どちらも四半期決算短信の1ページ目に書かれてあるので、
すぐに確認できる項目です。
是非、自分の保有銘柄や狙っていた会社から調べていき
ましょう。