「大儲けするためには、絶望が支配している間に足を踏み入れ
なければダメだ。」

これは、ある著名投資家の格言ですが、ほとんどの投資家は
こういった事態になった時、足を踏み入れるどころか我先に
逃げ出しています。

最近では、東日本大震災時、リーマンショック時の株価ですが、
人の常識、予想をはるかに上回る惨事に直面すると、今まで
守ってきた投資方針や理性はどこかに飛んでしまい、

（想定内であれば、株価は暴落しません、想定を超える事態に
なるからこそ、株が暴落すると言えます。）

普段は冷静な投資家でさえも、ある一定を超えてしまうと論理
ではなく、感情が先に動き出してしまうのです。

これは言葉ではいくら言っても、脅威に対する恐怖が優先されて
しまう結果なのです。

こうした身体的な反応がもっとも強いのは恐怖の感情です。

敵から逃げる反射的な行動が、生存競争では重要になるのですが、
株式市場では、株券を現金に換える行為に変わります。

暴落時に買い向かうのは、言葉ではいくらでも理解できるが、
実際にいざ、その場面になると、ほとんどの人が売り逃げる。

それを克服する方法としては、

１　投資資金枠に余裕を残しておく

２　種銭をいつでも持っておく

ことが肝心です。

現金を株やファンドばかりに投資せず、投資額と同じくらいの現金を
キープしておけば、そういった事態になった時、逃げるのではなく
買い増しできるチャンスと判断できるようになります。

http://saig.livedoor.biz/archives/2201211.html

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