「モバゲータウン(現Mobage)」を運営するDeNAが、競合するグリーとゲーム制作会社との取引を妨害したとして公正取引委員会は、独占禁止法違反(競争者に対する取引妨害)でDeNAにこうした行為をやめるよう排除措置命令を出したそうです。
公取委によると、DeNAは昨年7月以降、モバゲータウンにオンラインゲームを提供している制作会社約40社に対し、グリーのサイトにはゲームを提供しないように要請し、ゲームを提供した場合には、モバゲータウンからゲームのリンクを削除することを伝えたとのことです。
約40社は売上げ実績がある制作会社ばかりで、そのうち過半数はグリーへのゲーム提供を断念したそうです。
グリーにゲームを提供した数社は、モバゲータウンの「イチオシゲーム」や「カテゴリ検索」「ランキング」などから削除されたそうです。
DeNAの取引妨害の疑いの件はすでにニュースとなっていて知っていましたが、とうとう排除措置命令がでてしまいましたね。