有松しぼり祭りの山車
2011年06月07日
有松絞り祭りでは山車も少し動かして、からくりも動きました。3台の山車が出たのですが、名古屋には大小100台の山車があるそうで、一号線沿いは各町にも一台づつあるとこが多いです。ここには17世紀からある山車もあり、猩猩もいてお尻を叩いて厄除けにするようです。10月第一日曜日には引き回しをします。猩猩はこのほか色々な祭りに借り出され、人気者です。


神功皇后車動いているところ。
楽器を演奏中。
布袋車
明治24年(1891)に布袋車は玉屋町(現在の中区錦)から有松に譲られました。
廷宝2年(1674)から若宮祭(中区、若宮八幡社)へ参加している記録は残っていますが、いつ建造されたかについは明らかではありません。
水引幕・大幕ともに豪華な刺繍で彩られています。文字書きのからくり人形がのっています
有松には、『布袋車(ほていしゃ)』『唐子車(からこしゃ)』『神功皇后車(じんぐうこうごうしゃ)』の3輌の山車があります。これらは毎年10月第1日曜日に開催される「有松祭り(天満社祭礼)」に曳きだされます。そして、最近では6月に行われる「絞りまつり」にも展示されています。また、この3輌の山車は名古屋市が「有形民俗文化財」として指定しています。
旧東海道の面影を残す町並みを3輌の山車が練り歩きます。山車のすれ違いや方向転換の際の迫力や、山車の上でくりひろげられるからくり人形の演技はこのまつりのみどころとなっています。
(絞り会館HPより)



