詳しい憶測は、後のコメで。
ふと見ると、東電が300円割れになっています。事故直後の300円から400円という憶測Boxにどっぷりと浸かって居るではないか。大雨で、地下が浸水して、まさに水没状態。
揶揄している場合じゃない、これは、何とかしないと、暴落、国有化、税金上昇、電力不足、経済低迷、国債不消化、デフレ進行・・・になる危険が高まっていく。
そうはさせじと自民党などの旧来政権が乗り出しても、時すでに遅しになりかねない。
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などと、個人が書いても何も起きない、(だから書いている)ので、これから憶測を広げる。
大量の資産売却(売りにくい物でも叩き売り)と、役員報酬の減額、賃金の圧縮(リストラや新規採用自粛)でも、補償費用が賄えない。
そんなことは、百も承知で、電力事業法を死守してきた、業界と自民政権。国のお墨付きを与えることで、利権を確保しつつ、日本経済を支える構造。東京都も歴代知事時代から容認せざるを得なかった訳だから、今更、変える必要はない。とっとと、無利子貸与で数兆円を数年間のローンで出せばいい。
東北の雇用確保と、保障実施の一石二鳥なんだから。(東北を馬鹿にしているのではありません。)
深刻な雇用確保、産業育成が、東北の課題だったという過去を忘れないようにしないと、原発保障問題は解決しません。もともと、原発は初期費用もランニングコストもリスクだらけだったのですから、その責任を今の政権や東電幹部に求められるはずがないので、早く救済して、再発防止を考えるべきです。
なんか、すっきりした。で、東電の株を買うべきかどうか。
私なら資金があれば長期投資対象として買います。これから、配当も無配に近いことになり、株価が1000円以上に復活することはないでしょうが、それでも、第5位の株主東京都がついている限り、実質的破産となる国有化はなく、利益が出ない整理会社となる必然性も見あたりません。
また、これだけ下がると、資産の大きさや基幹産業であることから、下値リスクも限定的でしょう。
国の屋台骨となっている原発の技術は世界的に優れているのですから、仮に、福島の復活が長期に渡ろうとも、必ず棺桶に収めてみせるはずです。
個人で資金を持たない、一投資家としては、以上の憶測を胸に納めて、関連企業、産業、経済への波及効果を念頭に、個別の銘柄を見ていくしかない、ということで、今回のメモは終了。


