本日はNKが2度の下値探りをしても、下値の確認ができなくて、9400円に迫る下げ。下降トレンドが確認されるかも知れない。
画像2に、昨日までの日足を記録する。大きなBoxを想定できるが、地震直後と同じ環境とは思えないので、長期のBoxは適用できないと見る。
となると、5/12の9800円割れから下降トレンドと見なせる。よって、週末にかけて9300円~9500円のレンジに収まるかどうかで、トレンド継続かどうか判断できそう。
で、憶測だが、下げ止まるように思うのだがどうだろうか。もし継続でも、来週は下げ止まる気配を見せ、Box相場に移行するのではないかとみる。
反騰は、日本の経済的な回復が夏以降の電力不足にどれだけ対応できていくか、期待できる材料が見つかるまでは難しいのではないだろうか。
Boxのレンジは、現在の憶測で、9200円~9600円。各銘柄では1割減まで覚悟か。
為替は、ドルが日中に82円前後で激しく揺れ、ユーロがそのあおりなのか、ひたすら下げて115円に。
深夜には、81円台と116円をめざす動きに。全体的にドル安、円安というところ。アメリカの状況はそんなに悪くないらしいので、株安が円安を招いているということになろうか。
さて、本日の終値で、新お試しの評価をすることにしていたので、記録しておかないとならない。
分析は、明日までで、場合によりpicsを整理する。(対象は、大東建託とソフトバンク)
その前に、5/20に候補に挙げていた注目銘柄について、単純な勝率をメモる。
売り注目銘柄10の内で下げたのが、エプソン、北陸電力、スズキ。→ 5/25も下げている。
買い注目銘柄12の内で上げたのが、ダイキン工業、日本電産、日立、クルーズ。
→ 5/25までに上げた株は、なし。クルーズ以外は今後期待できる部分があるが、クルーズは急騰後の調整に入っているので、近いうちの反騰は期待できない。
ということで、7銘柄中3勝1敗3分けと見ることができる。ヤッパリじゃんけんレベルの確率。
ただ、北陸電力の下げ幅は大きく、地震直後の憶測価格3割減に達している。
また、pics銘柄の2つについての記録。
大東建託 登録6560 円 本日6640円 +80円
ソフトバンク 登録3005円 本日2966円 -39円
かろうじて勝率5割、利益率でも4.5割というところ。
詳しい分析 = 登録時の株価でなく、分析時の価格、買い理由、想定株価、下げ理由、今後の想定などを、分析して、pics継続かどうかを決定する。
ちなみに、東電は300~400円で、これは達している。格納容器漏れを想定していたが、その通りになっているらしいので、5分の1の価格は、それほど飛び抜けた憶測ではなかったということか。(空売りスタンスを検討したくなる理由の1つ。)
ついでに、この価格は、市場評価として適切かどうか、買っても良いかだが、電力需要が逼迫しているので、補助的な処置を施してでも、電力供給を達成しようとするだろうから、電力会社の設備投資が進むはずで、その時に株価は今より200円ほど上がるのではないかと憶測する。時期は、設備投資を高評価できるときなので、1年半後、来年秋以降と思う。それまでは、地震の発生や、電力供給停止などのアクシデントのリスクから補償費などを想定して、慎重にならざるを得ない。
結論、今後電力株は、特別な事情が発生しない限り、株価の推移を検討しない。


