トヨタ自動車は、来年の電気自動車（ＥＶ）やプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）の投入にあわせて、家庭用電源から効率良く充電できるＩＴ機器「Ｈ２Ｖマネジャー」を４万円程度で売り出すようです。

Ｈｏｍｅ　ｔｏ　Ｖｅｈｉｃｌｅ（家から車へ）を意味するＨ２Ｖには提携を決めた米マイクロソフトと共同開発する次世代送電網（スマートグリッド）技術を活用するそうです。

電気代の安い時間帯に充電したり、ほかの家電製品の利用状況を踏まえて充電量を変えたりして、電気代を抑えるようです。

トヨタの試算ではＰＨＶを導入すると、家庭の電力消費量は単純計算で約1.5倍に増えて、電気料金が膨らむようですが、Ｈ２Ｖを使えば、夜間電力の活用などで家庭の電気代が節約できるそうです。

どの程度節約できて、何カ月でもとがとれるのかはわかりませんが、ＥＶ・ＰＨＶを買う人にとっては、活用できそうですね。