今日4/6の寄り付きは、憶測Box9600~9800の中でした。
そのBoxの下値を2回探ったのが、今日の動きと見なせるので、Box下値は9560円となる。
先日の2回探った上値が、9810円。なので、暫定Box9550~9820円。
なお、午後の騰げは、原発の高濃度汚染水漏れが止まった、と言うことだけの理由か。
さて、暫定と付けたのは、本格的反転は、上値下値を3回探らないといけないようなので、まだ本格的な騰げを想定できないから。
また、そうなると、上値も下値もどこまで探るかと言うことになるのでは。
ここで、過去の反転と見なされるラインの分析結果が気になるところだ。3/10 ! 投稿の日記では、9450+-50円とか、10200円とかを取り上げた。が、その時の別ラインに近づく直前にリビア問題などで下げ始めたところに、大地震があり、このラインはおそらく、ほぼ帳消しと思われた。
が、心理的なラインとみるなら、9500円は考慮されるべきかも知れない。また、3/30の反騰では下値を50円程度下げてからだったことを加味すると、9500円は下値と想定できるかも知れない。
別の観点から、騰げて調整、騰げて調整と、階段を上る騰げ方が最近よく見られることから、9900円くらいまで騰げて調整に入ることが今回も想定できる。
以上から、現在のBox憶測は、9500円~9850円とする。これを抜けるとトレンド形勢か、次のBox形成に入ることになる・・・・。
さて、もう一つメモしておきたいのは、円安株安状態への突入という憶測。
ここ1年間ほど、ドル円が98円を切って円高となり、輸出に打撃を受ける中、ユーロ危機も加味されて、円が強くなり株価は騰がった。円高でも企業の様々な対応で利益確保が出来るようになったが、キーワードは、派遣切りリストラでの人件費削減、エコと情報革命の深化での物作り経済の活性化、そして、賃金抑制とデフレがそれを支援していた。
以上の逆がこれから続く。となると、海外生産の弱点、ストックを作らない生産方式、物資不足と物価上昇に合わせた賃上げ雇用促進、などなどに、復興資金需要、消費抑制、でマネー不足になる状況下で対応せねばならないという、特殊状況が予想される。企業業績が上がらないと株価は下がる。海外資金も投入されにくい。
景気は低迷せざるを得ない。
それだから、相場は一旦下げる場面が来ると、証券界で囁かれるわけだと思う。
一方、アメリカや新興国・中国・アジアの経済成長が救い、の時期でもあるので、大きな下げに至らないという相場観も、期待を込めて言われるようだ。
個人としては、強気スタンスは継続している。ただ、被害回復や伸び悩む業種・企業は出てくるわけで、picsは変更していく。今日も、日立・東芝を買いとしている。インフラ、電気消費量をキーワードとしてみたが、夜のテレビで、日立が国内生産継続と再開めどを発表している。やはり、と思いつつも、リアルでの個人資金が不足している。(あっさり、不調な株は損切りで・・・、できないんだなぁ。投資で買ったという意識から塩漬けでもいいという甘い考えになっているからなのだろう。・・・どこかの電力会社と同じ甘さかも)
