投資スタイルは十人十色ですが、私は「ニッパチの法則」に従って資金配分を行っています。

毎年投資の成果を振り返ると、必ずと言っていいくらい銘柄ごとの収支に大きな偏りがあります。

例えば直近の5年間を見ると、年間収支は5勝0敗で勝率100%ですが、

全取引或いは銘柄ごとに勝率を計算すると良くてもせいぜい50%程度です。

つまり10銘柄買って9銘柄で損をしても、残る1銘柄で大勝しトータルがプラスであれば勝ちという訳です。

「ニッパチの法則」というのは、営業系の方には耳慣れた言葉だと思います。

100軒のユーザーで1億円の販売ノルマが与えられた時、

通常100軒全てに100万円ずつの販売目標を計画することなんてありませんよね。

それは得意先ごとに市場特性があるからで、100軒得意先があれば20軒で計画の80%を、

残り80軒で計画の20%を達成し、トータルで100%達成するケースがモデルとなっているのです。

毎度のことですが、終わって見れば利益の大半は限られた一部の銘柄から得ています。

ただの拘りかも知れませんが、今のところうまく行っているので変えるつもりはありません。

皆さんもいろいろな投資術をお持ちだと思いますが、機会があれば是非参考にさせて下さい！