米国株下落、欧州財政や北朝鮮リスクを警戒
22日の日本市場は前日までの米国株高を受けて買い先行で始まり、
幅広い銘柄が買われました。後場に入ってアジア株の下落を受けて
上値を縮めましたが、日経平均は4日続伸の10115.19円92.8高で引けました。
22日の米国市場は、救済要請をしたアイルランドと、その他欧州の債務問題
への警戒感が強くまちまちの展開となってダウ平均は11178.58ドル24.97安
23日発表された米国GDPは市場予測を上回ったもの、前日に引き続く欧州不安と
北朝鮮の核開発問題を発端とする朝鮮半島情勢の緊迫化がリスク回避を呼び、
大幅下落、ダウ平均は11036.37ドル142.21安
為替はリスク回避からドル買い、円買いが進行。ユーロが軟調
ドル円が83.20円付近、ユーロ円が111.24円付近
今日の日本市場は、米国株安の影響と、上記のリスク要因から
売り先行で調整局面となりそうです。