斬!ザ・マーケット 2010/11/19 金曜日

坂本 大介さん
坂本 大介さん
日経平均10,000円超え、過剰流動性市場への期待感

18日の日本市場日経平均は寄り付きでは前日の米国市場のまちまちな動きを
受けて消極的にスタートしたものの、円安や中国株高を手掛かりに買いが強く
先物主導で後場も上値を伸ばして、10013.63円201.97高で引け。全面高
米国金融緩和による過剰流動性市場への期待感が株式買いに繋がった様子です。

18日の米国市場は、GMが上場日となっており、ダウ平均も買いが先行しました。
懸念されていた欧州のソブリンリスクもアイルランドが融資を受ける見通しとなったことで
リスク選好姿勢が強まり、11月のフィラデルフィア連銀指数も予想を上回る好結果だったため
米国経済回復への期待が強まった様子。

ドル売り、特に円売りが進行したためドル円は83.5円付近まで上昇しました。
ユーロが買われているので、ユーロ円はもう一歩で114円という所まで急上昇

今日の日本市場、週末前の利益確定手仕舞いが入って減速するかもしれませんが、
米国株高と円安傾向を材料として、昨日の上値をさらに引き上げると思われます。
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