今年1~8月の日本企業による外国企業のM&Aが金額ベースで前年同期比約5割増だったそうです。
円高を追い風に海外に活路を見いだそうとする動きで、中国やインドなど、新興市場への進出も増えているようです。
1~8月の日本企業による海外企業の買収や資本参加は、前年同期比22.6%増の239件、金額ベースでは同49.9%増の約2兆3300億円だったそうです。
金額のトップは三井物産などによる米企業の天然ガス開発参加で、3960億円だそうです。
新興国へのM&Aでは、NTTの南アフリカ通信事業買収が2860億円、キリンホールディングスのシンガポール飲料会社出資が840億円などが大きなところのようです。
いろんな面で国内の市場が飽和しているなか、海外に活路を見出そうとする企業はまだまだ増えるかもしれませんね。