円高傾向一服感か？

25日の日経平均も、下値探りが続き続落。
前日の米国市場の弱さや強い円高を嫌気して寄り付きから売り先行、13時頃に発表された野田財務相のコメントも介入への手がかりがなく失望されました。
日経平均は8845.39円149.75安と大幅な続落。

米国市場も続落スタートでダウ平均も10000ドルを割り込んで9937.98ドルまで下げる場面も見られました。
7月耐久財受注と7月新築住宅販売件数の結果が予想を下回ったことが嫌気された様子。
このまま続落かと思われましたが10000ドル以下では安値を拾う動きが出て反発を見せ、10060.06ドル19.61高で引けました。
NASDAQ, S&P500も小幅反発となりました。

為替は円が買われる傾向が続いていますが、ドル円は84.57円まで反発しています。
ドル円のショートポジション解消による買い戻しの影響があるそうです。
ドル円は85円近くまで戻していくでしょう。

若干の円高状態緩和となり、米国経済に対する低迷不安は残りますが、2日連続年初来安値と売り込まれていた国内株式は買いに転じるのではないでしょうか。