20日金曜日の日経平均は、9179.38円183.3安と、大幅な反落になりました。
前日に発表された米国経済指標の悪化を受けた米国市場の下落の影響で寄り付きから売り先行、菅首相と白川日銀総裁との会談の予定が遠のいたことを受けて、追加金融緩和に関する失望感からさらに売り込まれました。
20日の米国市場はまちまちの状態。
ダウ平均は10213.62ドル57.59安と小幅安に、NASDAQは小幅反発して2179.76ドル0.81高となりましたが、依然景気回復懸念が強く上値は限定的といった状態。
本日予定されていた首相と日銀総裁の会談は、電話会談になったとのことで、金融緩和の可能性は遠のき売りの材料になるでしょう。
前週の欧米市場は元気がない状態で、為替も円高が硬直していることから買いの材料は少なめです。
電話会談の内容や為替の動きを見極めながらの値動きになるでしょう。