昨日の日本市場は前週の米国市場の下げ、加えて寄り付き前に発表された4-6月期GDP値の結果が予想を下回ったことで反落してスタート。後場にかけて下げ幅は縮めましたが、9196.67円56.79安と反落しました。お盆休みということもあって参加者の少ない薄商いでした。

米国市場はほぼ横ばいとなっています。ダウ平均で10302.01ドル1.14安。NY連銀景気指数の結果が予想を下回り、寄り付きでは売りが先行しましたが、後場に下げ幅を縮小しました。

先行きの不安感からリスク回避傾向が強まり、通貨が買われる傾向にあります。ドル円、ユーロ円ともに円高傾向に動いています。ドル円85.37、ユーロ円109.48

お盆明けの今日から市場参加者が戻り始めますが、通貨の動きや政府政策の動き、今晩にかけての英米経済指標を注意深く見ながらの取引となるでしょう。円高への振り戻りを受けて9,000円の節目を維持できるかが気になります。本日は動き少なくほぼ横ばいと予想しておきます。