前週の日本市場は米国市場の減速とデフレリスク懸念、それに伴う円高を嫌気して多くの銘柄で売り込まれて大幅反落、TOPIXは849.50ポイントの11.7ポイント安、日経平均は9,537円の158円安となりました。
円高圏にあることから通貨の値動きに敏感な一週間となりましたが、この傾向は今週も継続しそうです。
週末のNY市場は続落、4-6月期GDP速報値の結果が予想を下回ったことで売りが先行して一時119.66ドル安の10347.50ドルまで下落、その後ミシガン大学消費者信頼感指数、シカゴ購買部協会景気指数の予想上回りに安心感が広まって下げ幅縮小、もみ合って10465.94ドルの1.22ドル安で引けました。
週後半にかけて今後の先行き見通しへの不安感が強まっています。
今週は雇用統計など大きな経済指標発表が予定されており、様子見、結果に寄っては大きく振れる可能性を含んでいます。
今日の東京市場は、やはり円高の影響を強く受けて売り先行、25日MAが下支えして9,500円付近でもみ合い小幅下げ、30~40円安と予想しておきます。
今週は我慢の一週間になりそうです。
