日産自動車は、日立製作所が請け負っているエンジン関連部品の納入が遅れたため、九州工場など国内4工場の生産を14日から3日間停止するそうです。
影響は1万5千台程度に上る見通しで、北米など海外工場にも影響が及ぶ可能性があるそうです。
生産を停止するのはほかに、日産の追浜、栃木両工場と、日産車体の九州工場で、運転状況に応じて燃料噴射量などを制御する「エンジンコントロールユニット(ECU)」の納入が遅れたため、ECUを使用しいない車種も含め全ラインを停止するそうです。
日立は今月、日産を含めた3社に12万個強のECU納入を予定していたが、外部企業から特注の電子部品の調達が遅れたため2万個の欠品が生じたようです。
日産以外への影響については、日立は明らかにしていないようです。
日産は日立からECUの購入を継続する方針のようですが、損害賠償などの対応についてはまだ分からないそうです。
在庫を持たない怖さがでましたね。
(かといって在庫をもっと持つべきだとは思いませんが...)